hideトリビュートアルバム総括、過去作全7枚を振り返る
hideが永眠して20年となる2018年。hideの魅力を再び現在の音楽シーンに提示する"hide 20th Memorial Project"の一環として、最新トリビュートアルバム「hide TRIBUTE IMPULSE」が6月6日にリリースされる。そのリリースを記念して、過去にリリースされたトリビュートアルバム全7作を、改めて振り返ってみたいと思う。「hide TRIBUTE IMPULSE」の発売に向け、予習/復習してみてはいかがだろうか。
hide TRIBUTE SPIRITS
- Introduction
- ROCKET DIVE / 布袋寅泰
- Beauty & Stupid / 清春・SHOJI
- TELL ME / kyo & TETSU
- ピンク スパイダー / SIAM SHADE
- LEMONed I Scream / shame
- ピンク スパイダー / CORNELIUS
- FLAME / ZEPPET STORE
- SCANNER / LUNA SEA
- DOUBT'99 / BUCK-TICK
- ever free /TRANSTIC NERVE
- 限界破裂 / OBLIVION DUST
- MESERY / GLAY
- CELEBRATION featuring hide / I.N.A.・Pata・heath
- GOOD-BYE / YOSHIKI
一周忌にあわせ、1999年5月1日に発表されたトリビュート一作目。hideを追悼するべく錚々たる顔ぶれが集結している。トリビュートアルバムとして、史上唯一のミリオンセラーを記録。hideの名に恥じぬ、素晴らしい追悼盤となっている。
hide TRIBUTE II -Visual SPIRITS-
- TELL ME / heidi.
- DICE / 摩天楼オペラ
- OBLAAT / GOTCHAROCKA
- D.O.D.[DRINK OR DIE] / 柩 from NIGHTMARE
- ピンク スパイダー / Sadie
- ever free / defspiral
- DOUBT / machine
- HURRY GO ROUND / CELL
- MISERY / DaizyStripper
- Beauty & Stupid / DOPPEL
- DAMAGE / THE KIDDIE
- Junk Story / UNDER CODE PRODUCTION LAST COLLABORATION「D•N•A」
- 50% & 50% / Mix Speaker’s,Inc.
2013年7月3日リリース。『ソロ活動20周年』となる2013年から、『生誕50周年』となる2014年にかけてアニバーサリープロジェクト"hide ROCKET DIVE 2013-14"がおこなわれた。その一環として発表されたトリビュートアルバムである。ヴィジュアル系シーンから、hideの意志を受け継ぐバンドたちが集結した。
hide TRIBUTE III -Visual SPIRITS-
- ROCKET DIVE / R指定
- Beauty & Stupid / DIAURA
- ピンク スパイダー / 己龍
- In Motion / FEST VAINQUEUR
- DOUBT / ダウト
- DICE / SCREW
- BACTERIA / アヲイ
- ever free / BORN
- D.O.D.[DRINK OR DIE] / DEZERT
- 限界破裂 / グリーヴァ
- EYES LOVE YOU / A(エース)
- HURRY GO ROUND / HERO
2013年7月3日リリース。「hide TRIBUTE II -Visual SPIRITS-」と2枚同時発売された。
hide TRIBUTE IV -Classical SPIRITS-
- ROCKET DIVE [チェロ三重奏ver.] / 村中俊之 feat. エリヤ
- ピンク スパイダー [ロック・クラシック ver.] / Tin Toy Classica
- In Motion [現代音楽 ver.] / 酒井健治
- JUNK STORY [ホーミー ver.] / ボルドエルデネ
- DICE [チル・ラウンジ ver.] / 土屋雄作
- ever free [トリック・ギター ver.] / 谷本光
- TELL ME [クラシカル・ヴァイオリン ver.] / 奥村愛
- MISERY [クラシック・ピアノ ver.] / 蔵島由貴
- Beauty & Stupid [三味線 ver.] / はなわちえ
- EYES LOVE YOU [ジャズ・ピアノ ver.] / 松永貴志
- HURRY GO ROUND [マリンバ ver.] / SINSKE
- ever free [ロック&メロウ・ヴァイオリン ver.] / Sword of the Far East
- GOOD-BYE [テルミン ver.] / 佐藤沙恵
- Hi-Ho [電子鍵盤 ver.] / 阿邊葉月
- ピンク スパイダー [SPIRITS ver.] / 大澤誉志幸 with DIE
2013年8月28日リリース。『ソロ活動20周年』となる2013年から、『生誕50周年』となる2014年にかけてアニバーサリープロジェクト"hide ROCKET DIVE 2013-14"がおこなわれた。その一環として発表されたトリビュートアルバムである。『クラシカル』をテーマに、hideにインスパイアされた気鋭のアーティストが集っている。アコースティックから電子楽器まで、クロスオーバーサウンドでhideの名曲を再構築したトリビュートアルバムとなっている。
hide TRIBUTE V -PSYBORG ROCK SPIRITS- 〜CLUB PSYENCE MIX〜
- CLUB PSYENCE 20XX
- PSYENCE
- PINK SPIDER
- BACTERIA
- SCANNER
- DICE
- Hi-Ho
- LEATHER FACE
- ERASE
- CELEBRATION
- POSE
- FROZEN BUG
- Squeeze IT!!
- DOUBT
- ever free
- Beauty & Stupid
- MISCAST
- OBLAAT
2013年8月28日リリース。「hide TRIBUTE IV -Classical SPIRITS-」と2枚同時発売された。盟友INAによるノンストップ・リミックスアルバム。
hide TRIBUTE VI -Female SPIRITS-
- ROCKET DIVE/AMIAYA
- In Motion/mini
- FLAME/chay
- Beauty & Stupid/分島花音
- HURRY GO ROUND/詩音
- TELL ME/青山テルマ
- MISERY/MAY'S
- GOOD BYE/JAMOSA
- ever free/ 小柳ゆき
- ピンク スパイダー/倖田來未
2013年12月18日リリース。『ソロ活動20周年』となる2013年から、『生誕50周年』となる2014年にかけてアニバーサリープロジェクト"hide ROCKET DIVE 2013-14"がおこなわれた。その一環として発表されたトリビュートアルバムである。色とりどりのフィメールボーカリストたちが、hideの名曲を歌い上げる作品。
hide TRIBUTE VII -Rock SPIRITS-
- ROCKET DIVE/氣志團
- 限界破裂/D'ERLANGER
- FLAME/J
- DICE/筋肉少女帯
- MISERY(Remixed by INA)/GLAY
- POSE/CUTT
- D.O.D.[DRINK OR DIE]/THE CHERRY COKE$
- DOUBT/THE NOVEMBERS
- GOOD BYE/ZEPPET STORE
- EYES LOVE YOU/森雪之丞 with 今井寿(BUCK-TICK)
- ピンク スパイダー/THE PINK SPIDERS [Shame,PATA,CHIROLYN,JOE,INA]
2013年12月18日リリース。「hide TRIBUTE VI -Female SPIRITS-」と2枚同時発売された。かつての盟友や、hideをリスペクトするアーティストがロックシーンの最前線から集結。この作品で「SPIRITS」と銘打たれたhideのトリビュートアルバムシリーズは完結を迎えた。
hide TRIBUTE IMPULSE
- Dragon Ash / ROCKET DIVE
- MIYAVI / ピンク スパイダー
- FLOW / D.O.D. (DRINK OR DIE)
- Cocco / GOOD BYE
- 西川貴教 / ever free
- HISASHI × YOW-ROW / DOUBT
- ACID ANDROID / ELECTRIC CUCUMBER ※1
- BREAKERZ / EYES LOVE YOU
- SEXFRiEND / Bacteria
- GRANRODEO / TELL ME
- hide / HURRY GO ROUND (hide vocal Take2)
そして、hideが旅立って20年となる2018年にリリースされる「hide TRIBUTE IMPULSE」。この作品にはhideの未発表ボーカル音源を使用した「HURRY GO ROUND(hide vocal Take2)」が収録される。他に、生前のhideと交流があり今も活動を続ける同世代のアーティスト、彼の音楽をリアルタイムで肌で感じその興奮を自らの血肉とした若い世代のバンド、そしてhideのことは後追いで知ったにも関わらず時代を超える形で彼のスピリットに感銘と影響を大きく受けた新時代のアーティストたちが参加している。
──hideの衝撃的な死から20年。こういった死後の一連の活動に、違和感をおぼえる人たちもいるだろう。しかし死後にファンになった人たちなど、新しい活動を楽しみにしている人たちもいる。そして死後の活動を通じて、新しくファンになる人たちもいる。悪い面だけクローズアップするのではなく、hideのように多角的な視点で受けとめて、偉大なロックヒーローの音楽と魂を語り継いでいきたいと思う。
TEXT:管理人
2018年5月24日
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